【鹿児島】大崎事件 検察が高裁に即時抗告する方針固める…38年前の殺害事件
7月3日 5時12分
38年前、鹿児島県大崎町で義理の弟を殺害した罪で服役した90歳の女性の再審、裁判のやり直しを鹿児島地方裁判所が認めたことについて、検察は決定の内容を不服として高等裁判所に即時抗告する方針を固めました。昭和54年10月、鹿児島県大崎町で、当時42歳だった義理の弟の首を絞めて殺害したとして、殺人などの罪で懲役10年の刑が確定し、服役を終えた原口アヤ子さん(90歳)は、無実を訴えて、再審、裁判のやり直しを求め、鹿児島地方裁判所は先月28日、再審を認める決定を出しました。