【大分】同僚の速度違反もみ消し、署員ら書類送検=犯人隠避容疑―大分県警
大分県警の警察官らが同僚の速度違反をもみ消したとして、県警は3日、犯人隠避容疑で宇佐署の50代の巡査部長ら4人を書類送検した。いずれも容疑を認め、巡査部長は「世話になった先輩だから見逃した」と話しているという。県警は同日付で4人と上司ら計9人を懲戒などの処分とし、巡査部長は辞職した。県警監察課によると、4人は5月26日、宇佐市内の国道上での交通取り締まりの際、19キロの速度超過車を確認したが、運転者が大分中央署の警察官と分かり、違反切符を切らなかった。