【沖縄】戦没者遺骨のDNA鑑定 沖縄の住民遺族が集団申請
戦没者の遺骨の身元を調べるDNA鑑定について、沖縄県で犠牲になった住民の遺族ら130人余りが12日、厚生労働省に鑑定の実施を求める初めての集団申請を行いました。沖縄県では18万7000人余りの戦没者の遺骨が見つかっていますが、ほとんどは身元が特定されていません。厚生労働省は、これまで死亡した場所が比較的、特定しやすい、旧日本軍の関係者の遺族にDNA鑑定を実施してきましたが、住民の犠牲者については、亡くなった場所の推定が難しいことなどから、実施していませんでした。