【詐欺/国際】中国で日本人35人拘束、千葉県警の捜査協力要請が端緒に
中国当局が詐欺容疑で刑事拘束した日本人35人のうち1人の男は、日本で起きた不正送金事件を主導したとして、千葉県警が逮捕状を取っていた人物だったことが捜査関係者への取材で分かった。捜査関係者によると、2015年に全国のインターネットバンキング口座から約1億2000万円が不正送金される事件があった。千葉県警は、男が犯行グループの中心的存在とみて、不正アクセス禁止法違反などの容疑で逮捕状を取り、渡航先の中国の当局に所在確認と身柄の送還を求めていた。