【民共共闘】共産、志位氏「共闘で衆院選勝利」 共闘を優先し、綱領の日米安保破棄、自衛隊解消を棚上げ
共産党は15日、創立95周年を迎えた。志位和夫委員長は民進党など野党4党の共闘を優先し、党綱領に盛り込まれた自衛隊解消や日米安全保障条約廃棄の主張を棚上げ。柔軟路線は奏功し、東京都議選で勝利したことを弾みに、次期衆院選へ向けて民進党に候補者調整の加速を迫っている。志位氏は14日、取材に対し、戦前の思想弾圧や戦後のソ連からの干渉をはね返してきた党の歴史を振り返り、「一つ一つ試練を乗り越え、今日に至った」と強調。