【WHO】「たばこの害から47億人守る」 喫煙規制広がる 日本政府のJT株保有に言及「国民の健康で利益が相反」
世界保健機関(WHO)は19日、世界各国・地域の喫煙に関する規制でたばこの害から守られている人が47億人にのぼり、10年前の2007年より4倍以上に増えたとする報告書を発表した。ただ、たばこ産業が全面的な規制を妨害しているとも指摘。日本については国がたばこ会社の一部を所有することへの懸念も示した。報告書によると、喫煙関連の規制でたばこの害から守られた人は世界の人口の63%に達し、07年の15%から大幅に改善した。