【社会】介護殺人 実態把握へ自治体に報告求める 厚労省
厚生労働省が毎年、自治体を通じて行っている高齢者虐待の調査で、介護疲れによって家族を殺害するいわゆる「介護殺人」などの死亡例が報告から漏れているケースがあることから、厚生労働省は自治体に対しこうした事例を虐待に含めて報告するよう求める通知を出し、実態を把握していくことになりました。厚生労働省は毎年、全国の自治体を通じて高齢者虐待の件数をまとめていて、平成27年度の調査では、家族や親族から虐待を受けて死亡した高齢者は全国で20人と公表していました。