【神奈川】間一髪、踏切から女性救出 警官の勇気 警察庁長官から表彰/高津署
電車が接近し遮断機が下りた踏切から、自殺しようとした女性を救出したとして、高津署地域2課の中山祐也巡査(26)が7月、警察庁長官賞を受けた。行動を起こす判断の数秒の違いが生死を分けた救出劇だった。中山巡査は「助けられる可能性があるなら何もしないで見ていることはできなかった」と当時を振り返る。中山巡査はパトカーで巡回中の5月19日午後10時20分ごろ、川崎市高津区末長のJR南武線坂戸踏切で、線路上に犬を抱いて立ち尽くす50代の女性を発見した。