【社会】「裁判官に包丁を投げつけようと思っていた」 法廷への凶器持ち込み、大阪地裁にもあった…後に発覚、傍聴した記者は「ゾッ」
仙台地裁で6月、保釈中の被告が法廷に刃物を持ち込み、傍聴席の警察官2人に切りつける事件があった。あってはならないことだが、実は大阪地裁でも同じような事件が起きている。2月に開かれた殺人未遂事件の裁判員裁判。当時保釈中だった被告の女が、持参したリュックサックの中に包丁を忍ばせていた。結局、包丁を取り出すことはなく、けが人はなかったが、当日傍聴していた身としては、まさか凶器を持っているとは想像もせず、判決言い渡し後、拘置所へ収容される際に所持が発覚したと聞いて、ぞっとした。