【国際】“宗教対立”インド食肉業界に打撃 ヒンズー至上主義政権が牛取引で規制 相次ぐ襲撃事件も
2017.8.8 17:00
インドの食肉業界が、政府による家畜市場での食肉処理を目的とした牛の売買禁止令や、牛取引業者へのヒンズー至上主義者による相次ぐ暴力の影響で、大きな打撃を受けている。肉の流通量が減っているほか、価格も大きく上昇している。ニューデリー市内の家畜市場で、乳牛、肉牛取引業者のマンガト・キシャン・ラムさん(53)は「政府の命令のせいで、仕事の半分がなくなった」と不満顔で話した。