先月、大阪府八尾市で寝たきりの母親の顔を殴ったとして逮捕された息子を、大阪地検は不起訴処分にした。不起訴処分になったのは、寝たきりの母親を介護していた八尾市に住む無職の38歳の息子。息子は先月、自宅で69歳の母親の顔を殴ったとして傷害の疑いで逮捕され、母親はその後、搬送先の病院で死亡した。息子は調べに対し「言う事を聞かないので数十発殴った」と容疑を認めていたが、大阪地検は8日付で起訴猶予で不起訴とし、「捜査の結果、諸状況を考慮した」とコメントしている。

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