【調査】内閣支持率、改造効果は限定的=遠い信頼回復 時事通信世論調査
時事通信の8月の世論調査で、内閣支持率は前月比6.7ポイント増の36.6%となり、危険水域とされる2割台の水準を一応は脱した。ただ、不支持率は44.1%で支持率を上回ったまま。調査の時期と重なった内閣改造の効果は限定的だったようで、安倍晋三首相の信頼回復の道のりは遠い。調査結果に関し、政府・自民党内では「駄目な人が閣外に去ったことが評価された」(関係者)と前向きに受け止める声が上がる一方、回復が続くのか楽観できないとの空気も広がる。