【社会】自転車の「ハブ毛」 消えゆく転機となったのは…
2017年8月16日11時31分
かつて自転車の車軸についていた、カラフルな輪状のブラシを覚えていますか? その名は「ハブ毛(け)」。どことなく昭和の香りが漂うその商品を、愛知県津島市の小さな会社が作っています。全国でも希少なメーカーなのですが、数年のうちにも製造をやめるというのです……。「ハブ毛を作るところが見たいって? そんなもの、見せるようなものじゃないよ」津島市にある自転車問屋「三優商会」の代表、佐藤昌利さん(74)は言った。