【滋賀】町長が交渉記録の一部削除指示 町税返還巡り 甲良町
滋賀県甲良町が7年前、町民から徴収した固定資産税滞納の延滞金の約半額にあたる約17万円を返還していた問題で、返還の過程や担当者の対応などを記した「交渉記録」のうち、延滞金の返還理由を町長らの「政治判断」と記した部分を、北川豊昭町長が職員に削除させていたことが18日の町議会全員協議会で明らかになった。この問題で、一部報道機関が、返還理由を町長らの政治判断と記した交渉記録について報道したが、北川町長は7月14日、取材に対して「(交渉記録のような)記録は見たことがない」と述べていた。