【アメリカ】米国務長官が人種差別非難、「傷の修復必要」
トランプ米大統領がバージニア州シャーロッツビルで発生した白人至上主義団体と反対派の衝突を巡る発言で孤立を深めるなか、ティラーソン国務長官は18日、人種差別主義を非難し、国務省をより人種的に多様にすることを確約した。ティラーソン長官は国務省のフェローシップ・プログラムの参加者に対し、1865年にリンカーン大統領が行った演説を引き合いに出し、リンカーン氏は 戦争の傷口を修復する必要があると国民に呼び掛けたとし、「今日、われわれも傷口を修復する必要がある」と述べた。