国土交通省などによりますと、午前11時現在、東北地方では、秋田県と岩手県の合わせて5つの河川で「氾濫危険水位」を超えました。このうち、秋田県南部を流れる雄物川では、午前9時すぎに大仙市で3か所で氾濫が発生し、午前11時の時点でも、大仙市にある神宮寺観測所で、氾濫危険水位を超えています。このほか、秋田県の大仙市を流れる福部内川の福見観測所、由利本荘市を流れる芋川の松本観測所、それに、岩手県の岩泉町を流れる小本川の赤鹿観測所、盛岡市を流れる簗川の葛西橋観測所でも氾濫危険水位を超えています。

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