【企業】東芝エレベータ695台が不適合 「戸開走行保護装置」の仕様で
国土交通省は25日、東芝エレベータ(川崎市)が、全国の545棟の共同住宅などに設置した695台のエレベーターについて、扉が開いた状態でかごが動いた際に非常停止させる「戸開走行保護装置」が国交相の認定した仕様に適合していなかったと発表した。国交省によると、安全性に問題はない。同社は平成25年6月以降に設置・改修した695台について、同装置の二重ブレーキの電源系統を独立させる仕様で認定を取得していたにもかかわらず、1つの電源系統で設置していた。