【銘菓】赤福の俳句「到来の赤福もちや伊勢の春」 正岡子規の作品じゃない? 店は困惑「誰か情報を」 三重・伊勢市
赤福餅の包み紙。裏に「到来の赤福もちや伊勢の春 子規」とある。左隣の句は高浜虚子の「旅は春赤福餅の店に立つ」で、こちらは虚子の全集に収録されている
「到来の赤福もちや伊勢の春」。伊勢土産として有名な和菓子「赤福餅」の包み紙に長年書かれてきた俳句がある。販売元の赤福(三重県伊勢市)によると、松山市出身の俳人・正岡子規(1867~1902)による作品と伝えられてきたが、今年になって「裏付け資料が見つからない」と指摘された。