【国際】政権批判をするドイツを牽制=ポーランド外相、第2次大戦の侵攻被害は110兆円「真剣に話し合う必要」と発言
ポーランドのワシチコフスキ外相は4日、第2次大戦のナチス・ドイツの侵攻による被害が1兆ドル(約110兆円)を超えるとの見方を示し「1939年の侵攻が両国関係に影を落としていることについて、ドイツと真剣に話し合う必要がある」と述べた。ポーランドのラジオに語った。ドイツはメディアや司法の統制を強めるポーランドの強権的な政策を批判しており、ワシチコフスキ氏の発言にはドイツをけん制する狙いがあるとみられる。