【佐賀、長崎、福岡】「放射性物質数分で島に」離島住民に不安の声 玄海原発の防災訓練 船やヘリで避難
九州電力玄海原発(玄海町)の来年1月の再稼働を見据えた国と佐賀、長崎、福岡3県合同の原子力防災訓練は4日、2日間の日程を終えた。この日は原発近くの離島住民がヘリコプターと船舶で九州本土に移動する訓練や地震との複合災害を想定した退避訓練などを実施。それぞれの現場では課題も浮かび上がった。■加唐島
原発から北東に約8キロの唐津市鎮西町の加唐島(かからしま)では、住民144人のうち38人が訓練に参加。