【JAXA】観測衛星(ひとみ)、失敗はプログラムミス NECが5億円支払いへ 開発費310億円
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人為的なミスで機体が壊れ、去年4月に運用が断念された日本の天体観測衛星「ひとみ」について、失敗の主な原因の1つは、大手電機メーカー「NEC」が作成したプログラムのミスだったとして、NECは、JAXA=宇宙航空研究開発機構に5億円を支払うことになりました。「ひとみ」は、ブラックホールなど宇宙の謎に迫るため、およそ310億円かけて開発され去年2月に打ち上げられた日本の天体観測衛星で、本格的な観測を始める前に通信が途絶え、去年4月に運用が断念されました。