【ねつ造】東大教授研究不正論文 科学雑誌(サイエンス)が取り下げる措置
東京大学が、データのねつ造などの研究不正があったと公表した国内有数の分子生物学の教授の論文について、国際的な科学雑誌サイエンスは、この教授の論文を取り下げる措置をとったことを明らかにしました。東京大学は、先月分子細胞生物学研究所の渡邊嘉典教授らが、おととしまでの8年間に発表した論文5本について、画像などにねつ造と改ざんの研究不正があったとする調査結果を公表し、渡邊教授は、この論文について発表した雑誌社と取り扱いを検討してきました。