【広島】酸欠状態の作業員死傷で造船会社「光洋工業」常務送検…安全管理怠った疑い 尾道市
広島県尾道市の造船会社「光洋工業」の工場で作業員2人が酸欠状態となり死傷した事故で、県警は7日、安全管理を怠ったとして、業務上過失致死傷の疑いで、現場指揮監督者だった同社の男性常務(56)を広島地検尾道支部に書類送検した。容疑を認めている。送検容疑は、4月26日、外国籍の作業員2人に台船の中で浸水の点検などをさせていたが、換気などの安全対策を講じなかったため1人を低酸素脳症で死亡させ、1人に急性意識障害を負わせたとしている。