【青少年団体】ボーイスカウト、危機! 10年で半減、6万人に 塾や部活、NPOも競合
◇塾や部活、NPOも競合
野外活動や奉仕活動を通じて青少年を育成するボーイスカウトに加盟する子供の数が、この10年間でほぼ半数の約6万2000人(2016年度)まで減っている。全国34道県で加盟者が1000人を割り、苦しい運営を迫られているところもあり、ボーイスカウト日本連盟(東京都)は「少子化に加え、部活動や塾との両立が難しくなり、国際交流や慈善活動をするNPOも増えて差別化できなくなった」と危機感を募らせている。