【福島】原発除染土壌の再利用目指す 盛り土の実証実験開始 福島・南相馬市
原発除染土壌の再利用目指す 盛り土の実証実験開始
2017/09/16 05:53
環境省は、原発事故処理の除染で出た土を使って作られた試験用の盛り土を15日、報道陣に公開しました。除染廃棄物を減らすため、除染で出た土を防潮堤の盛り土などに再利用したい考えです。福島県南相馬市の仮置き場に作られた試験用の盛り土は、全体の約2割が1キロあたり3000ベクレル以下の放射性物質濃度の土で、放射線を遮るため、その外側を汚染されていない土で覆っています。