【高松】一家切り付け、凶器は「なた」でなく「おの」 包丁も所持…殺人未遂容疑で送検 容疑者、昨年2回警察に相談
高松市三名町の住宅で24日に住人男性(34)ら一家4人が切り付けられて重軽傷を負った事件で、強盗致傷などの容疑で現行犯逮捕された山口寛容疑者(63)が取り押さえられた際に所持していた刃物に加え、自宅から持ち出したとみられる包丁が見つかっていたことが25日、香川県警への取材で分かった。県警は同日、殺意があったと判断する一方、室内に物色の形跡がなく、山口容疑者が金品目的を否定したため、容疑を殺人未遂と住居侵入に切り替え送検した。