【経済】JR九州、福岡市の九大跡地に「六本松421」開業。「マチナカ」への進出で、西日本鉄道との競争は激化必至
JR九州が、九州大六本松キャンパス跡地(福岡市中央区)に建設した複合施設「六本松421」が26日、開業した。「手の届く上質な日常」をテーマに23店が入る。同社がJR沿線を離れて手掛けた初の大規模事業であり、福岡のまちづくりをめぐる西日本鉄道との競争は、新たな局面に入った。「JR九州30周年の年に完成させることができ、本当にうれしく思う」26日、開業式典であいさつした青柳俊彦社長は終始、笑顔だった。