【警察庁】虐待死の半数以上が0歳児 死亡事件の摘発者27人のうち実母は18人 17年上半期
全国の警察が摘発した今年1~6月の虐待事件で、死亡した18歳未満の子供は27人に上り、このうち半数以上の15人が0歳児だったことが30日、警察庁のまとめで分かった。死亡事件で摘発された保護者らは27人。母親がわが子を手にかけたケースが多く、育児ノイローゼなどで精神的に追い詰められた姿がうかがえる。警察庁によると、子供を殴ったり、蹴ったりする「身体的虐待」の摘発者数は、死亡に至った事件も含め全体で計423人。