【医療】EMA、効果立証不十分ながん治療薬認可 患者に不必要な毒性も 研究
【10月5日 AFP】欧州医薬品庁(EMA)が2009~2013年に認可したがん治療新薬で、効果が立証されておらず、患者が不必要に毒性にさらされた可能性のあるものが39あったとする研究論文が5日、発表された。英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)に論文を掲載した公衆衛生の研究チームは、39という数は、欧州で同期間にがんの治療薬68種のうちの半数以上が患者にとって入手可能になったことを示しており、「薬剤規制の現行の基準について深刻な問題が生じている」と主張。