【カタルーニャ問題】スペイン国王の演説は君主制を危うくした 専門家の指摘
【10月5日 AFP】スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州の独立をめぐる危機を受け、国王フェリペ6世(King Felipe VI、49)が住民投票を強行した州政府を批判した演説を行ったことについて、専門家からはスペインの君主制そのものを危険にさらしたとの指摘が出ている。1日に実施された住民投票では、投票しようとした有権者に警察が暴力を振るって負傷者が出たが、フェリペ6世は3日のテレビ演説でこの問題に一切触れず、多くのカタルーニャ人を失望させた。