【国際】欧州、大気汚染で年間50万人以上が早死に EU報告書
欧州では、大気環境が「緩やかに」改善しているにもかかわらず、大気汚染が原因で早死にする死者の数が地域全体で毎年50万人以上に上っていることが、欧州連合(EU)の環境専門機関が11日に発表した報告書で明らかになった。デンマーク・コペンハーゲンに本部を置く欧州環境庁(EEA)が発表したデータでは、主に新しい技術の成果によるものと考えられる明るい兆しが一部示されたものの、欧州では依然として、大気汚染が早死にの主要な環境的要因となっている。