【国連軍縮委】核兵器禁止条約めぐり 推進国と核保有国が対立
軍縮問題を扱う国連の委員会で、ことし7月に採択された核兵器禁止条約などをテーマにした討論が始まり、条約を推進する国とアメリカなど核保有国の主張が鋭く対立し、核軍縮の方向性をめぐる立場の違いが改めて浮き彫りになっています。ニューヨークの国連本部では、軍縮問題を扱う国連総会の第1委員会が連日開かれていて、12日は、ことしのノーベル平和賞を受賞した国際NGO、「ICAN」=「核兵器廃絶国際キャンペーン」が採択に貢献した、核兵器禁止条約などをテーマに討論が行われています。