【社会】NHK過労死 両親「葬り去られる危機感」
4年前、NHKの31歳の女性記者が過労死した問題で、13日、遺族が取材に応じ、NHK内で過労死の事実を周知徹底し、再発防止するよう訴えた。この問題は、4年前、NHKの記者・佐戸未和さんが長時間労働によって過労死したもので、亡くなる直前1か月の時間外労働は159時間以上に上っていた。NHKは先週になってこの事実を公表したが、13日に取材に応じた両親は、NHKの局内で過労死の事実が周知徹底されておらず、「いずれ風化し、葬り去られるのではないかという危機感がある」と話した。