【アメリカ】トランプ米大統領 イラク軍とクルド自治政府「どちらの肩も持たない」
アメリカのトランプ大統領は、イラク軍が対立するクルド自治政府が実効支配してきた油田地帯のキルクークに進軍したことについて「両者の衝突は好ましくなく、アメリカはどちらの肩も持たない」と述べ、アメリカとして、緊張の緩和に努めるよう双方に促す意向を示しました。イラク軍は16日、クルド自治政府が実効支配を続けてきたキルクークに進軍し、油田や軍事基地などを次々と制圧したのに続いて市街地も掌握したと発表しましたが、一部ではクルド側の部隊と衝突も起き、双方に複数の死傷者が出ていると伝えられています。