【社会】宗教法人神社本庁元幹部ら、解雇処分無効など訴え提訴 不動産売却めぐり癒着指摘
宗教法人神社本庁(東京)が所有していた不動産の売却をめぐり、上層部と購入業者との癒着の疑いを指摘する文書を作成したなどとして同庁から懲戒処分を受けた元幹部職員2人が17日、同庁を相手取り、処分が無効であることの確認や未払い賃金の支払いなどを求める訴えを東京地裁に起こした。訴えを起こしたのは、懲戒免職された元総合研究部長の稲(いな)貴夫氏(57)と、教化広報部長から情報管理課職員へ降格となった瀬尾芳也氏(57)。