【東芝臨時株式総会】環境変化に応じて手段を考える必要 メモリー事業売却で東芝社長
東芝(6502.T)の綱川智社長は24日開催の臨時株主総会で、来年3月末までに半導体子会社「東芝メモリ」を売却できない場合の代替案について「環境の変化に応じていろいろな手段を考えなければならない。その辺を考えて進めているのは事実だ」と述べた。ただ、具体案については言及しなかった。東芝メモリの売却を巡っては、各国の独占禁止法審査で時間がかかるリスクがあるほか、米ウエスタンデジタル(WD)(WDC.O)との訴訟結果次第では売却が無効になる可能性もある。