【カルチャー】「下手の碁の四隅かためる日永哉」 囲碁も大好き正岡子規、野球に続き殿堂入り
正岡子規
明治の俳人・正岡子規(1867~1902)が囲碁の発展普及に尽くした功労者だとして、日本棋院が囲碁殿堂入りを決めた。24日の第14回囲碁殿堂表彰委員会で選ばれた。野球好きで知られる子規は2002年に野球殿堂入りしたが、碁好きでもあり、碁にまつわる句を30あまり残している。下手の碁の四隅(よすみ)かためる日永哉(ひながかな)短夜(みじかよ)は碁盤の足に白(しら)みけり子規の後援者だった新聞「日本」社長、陸羯南(くがかつなん)は碁敵でもあった。