【社会】ミス誘発「平面交差」、高齢者の高速逆走相次ぐ
秋田県由利本荘市の日本海沿岸東北自動車道(日沿道)で軽乗用車に乗っていた高齢者3人が死亡した逆走事故から1年が過ぎた。運転者が進入路を誤ったことが原因とみられ、国や県、県警は、類似箇所に「進入禁止」の表示を設けるなどして安全対策を講じているが、悲惨な事故につながりかねない逆走事案は後を絶たない。県警高速隊のまとめによると、県内では今年に入ってからも、高速道路での逆走に関する通報が14件(29日時点)あり、うち3件では、駆けつけた同隊員が運転者を停車させるなどして保護した。