【パラダイス文書】租税回避地利用の5人、米大統領選時に205億円献金…共和・民主党両陣営に
昨年の米大統領選時に巨額の献金をしたカジノ王や投資家らが、タックスヘイブン(租税回避地)を利用していたことが、「パラダイス文書」を元にした国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)の取材でわかった。主な献金者のうち、文書に名前が載っていた計5人だけで、計1・8億ドル(205億円)に上る。ヒラリー・クリントン元国務長官だけでなく、選挙戦で既得権層を激しく批判したドナルド・トランプ氏もこうした献金に支えられていた。