【学校事故】小中学校の組み体操事故件数 兵庫が2年連続最多 「ピラミッド」などで段数制限はせず
兵庫県内の小中学校で2015、16年度に起きた組み体操の事故件数が、2年連続で全国最多だったことが13日、大阪経済大の西山豊教授(数学)の調査で分かった。15年度は857件(うち骨折265件)、国や県が安全対策を強化した16年度もなお601件(同173件)に上った。児童生徒1万人に対する負傷率も47都道府県中、15年度が1位、16年度2位となっており、さらなる対策が求められている実態が浮き彫りになった。