【社会】日馬富士暴行問題 相撲協会 当初は重大事案と判断せず 貴乃花親方からの報告なく警察からの連絡で把握
大相撲の横綱日馬富士が平幕の貴ノ岩に暴行した問題で、日本相撲協会は当初、力士や親方などから正確な情報を得ることができず、重大な事案ではないと判断していたことがわかり、八百長問題などをきっかけに整備が進められてきた危機管理の在り方が、改めて問われています。この問題は、大相撲の横綱日馬富士が、先月25日に巡業先の鳥取市に入った夜、飲食の席で貴ノ岩を殴るなどしてけがをさせたもので、貴ノ岩は九州場所を休場し、13日、頭の骨を折るなどのけがで2週間の治療が必要という診断書を提出しました。