【工事】半世紀前の高層ビルの基礎工事で打ち込んだ杭200本が変形し抜けず。駅チカ開発中止に。兵庫県姫路市
兵庫県姫路市のJR姫路駅近くで行われていた市有地の整備事業が、思わぬ形で中止となった。半世紀前の高層ビルの基礎工事で打ち込んだ杭くいが変形し、容易に抜けなくなったためだ。「駅チカ」の一等地だが、このままではビルなどを建てるのは困難で、市は跡地利用に苦慮している。1966年完成の高尾ビル(10階建て)で、3、4階部分が、70年代まで姫路市内を走っていた「姫路モノレール」の大将軍駅として利用。