【ロシア】ホッキョクグマ約200頭、陸地に集まる 気候変動の影響か
ロシアの北極圏東部で、ホッキョクグマ約200頭が山腹をうろついているのが、船で周辺を移動していた観光客らによって目撃された。観光客らは最初、海岸近くに氷が点在していると思ったという。ホッキョクグマが1か所にこれだけ集まっていたのが目撃されたのは今年9月、東部ウランゲリ(Wrangel)島自然保護区で、保護区の責任者アレクサンドル・グルズデフ(Alexander Gruzdev)氏は、「極めて珍しい状況だった」と語り、「正直言ってぎょっとした」と明かした。