【研究】エボラ出血熱重症化 すい臓の消化酵素が臓器に障害か 東京大学
11月26日 6時06分
東京大学の研究グループは、致死率が非常に高いエボラ出血熱について、重症化するメカニズムを調べたところ、すい臓の消化酵素が血液中に放出されて臓器に障害を与えている可能性があることを突き止め、グループでは治療法の確立に向けた一歩になるのではないかとしています。エボラ出血熱は2013年から去年まで西アフリカを中心に流行が拡大しましたが、効果的な治療薬やワクチンがないため致死率が非常に高く、1万人以上が死亡しました。