【社会】全国2559の橋が通行規制 老朽化、財政難で改修遅れ
全国の自治体管理の橋の老朽化が進み、昨年4月時点で2559の橋が通行止めや片側通行などの規制をしていることがわかった。国が点検強化を求めたことで実態が次々と明らかになり、規制の数は8年前の2・6倍に。生活に影響が出ているが、財政上の理由で改修が進んでいない。国土交通省によると、国管理や高速道路を含む約73万橋のうち、2016年度までに点検を済ませた橋は54%に過ぎず、今後の点検により、規制をかける必要のある橋はさらに増える可能性がある。