【歴史】柳川藩祖の立花宗茂が家臣思いだった証し? 鎧の袖を公開へ 福岡・柳川古文書館
立花宗茂肖像=立花家史料館蔵
柳川藩祖の立花宗茂(むねしげ)が身につけ、家臣に譲ったとされる、安土桃山時代の鎧(よろい)の袖の一部が見つかった。宗茂が家臣を大事にしたことを伝える逸話に登場してくる袖とみられるという。12月から福岡県柳川市で開かれる特別展で展示される。発表した柳川古文書館(柳川市)によると昨年10月、柳川市の小野硯一郎さんが東京に転居する際、自宅で鎧を保管してある木製の箱にしまっていた袖の一部を同館に寄贈。