【社会】神社の境内に高層マンション…神戸・小野八幡神社 都心の神社襲う「資金難」
平安時代創建で、源平合戦ゆかりとされる神戸市中央区の小野八幡神社が高層マンションを境内の一部に建設することを検討している。JR三ノ宮駅や神戸市役所に近く、宗教法人神社本庁(東京)の承諾が得られれば来春にも着工する。都市部では近年、氏子や企業の寄付が減る中で境内の一部を貸してマンション建設に乗り出す例が増えており、小野八幡神社の場合、平成7年1月の阪神大震災で被災した本殿の建て替え費用を捻出するための「苦渋の決断」だという。