【国際】英国、EUへの「手切れ金」約6.5兆円で基本合意か 英紙報道 交渉前進への期待から英ポンド急騰
英国の欧州連合(EU)離脱交渉で、英国がEUに払う「手切れ金」について、双方が基本合意したと英紙テレグラフ(電子版)が28日、報じた。手切れ金問題は交渉の最大の懸案の一つ。支払額で折り合えれば、停滞する交渉が前進し、英国が希望する離脱後のEUとの経済関係の話し合いを始められる可能性がある。EU予算の分担金などの「手切れ金」をめぐっては、英国は当初200億ユーロ(約2・6兆円)規模の支払いを検討したが、EU側は3倍の600億ユーロ規模を求めているとされ、溝があった。