【レガシー】長野のボブスレー施設「スパイラル」 最後の運営スタート…10年間の維持費21億3千万円かかるため休止に
長野市のボブスレー・リュージュ施設「スパイラル」が2日、今季の運営をスタートさせる。市は多額の維持管理費や利用者数の少なさから、来年度以降は製氷を休止し、競技施設として活用しない方針だが、2026(平成38)年の冬季五輪招致を表明する札幌市が、長野市などとの分散開催を検討する考えを表明。長野市は、札幌市から正式な打診はないとしており、施設の再活用をめぐり、今後、混乱を招く可能性がある。