障害や遺伝性の病気等を理由に本人の同意なしに不妊手術等を行うことが認めらていた優生保護法下で手術された遺伝性精神薄弱女性が提訴
優生保護法の不妊手術で初提訴へ
(みやぎ県)
平成8年まで施行された優生保護法のもとで不妊手術を強制され、個人の尊厳を傷つけられたなどとして、県内の60代の女性が、来年1月にも国に損害賠償や謝罪を求めて全国で初めて提訴することが分かりました。「優生保護法」は、昭和23年から平成8年まで施行された法律で、障害や遺伝性の病気などを理由に本人の同意のないまま不妊手術などを行うことが認められ、1万6000人以上に手術が行われたとされています。